電子メールにおける送信者側スパム判定値のヘッダ付加に関する一検討

Authors
嶋吉隆夫, 笠原義晃, 小田知央
Host
インターネットと運用技術シンポジウム
URL
https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=222749
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概要

  • 送信者側でのスパム判定結果をメールヘッダに付加して送信
    • 偽装を防ぐためにドメイン鍵(DomainKey)を用いて電子署名

      DKIM, ARCと同様の方法

    • 従来:
      • 件名の [Spam]:一般的にMTA, MDAでは考慮されない
      • X-Spamなど:ヘッダ名や書式が標準化されていない
  • 受信者側のスパム判定結果を送信側にフィードバック
    • ARF (Abuse Reporting Format) メールを受信者側から送信
      DMARCと同様の方法